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中小企業向けの支援に関する記事です… |
2022年3月9日(水) | |
岸田内閣は、新型コロナ感染症に加えウクライナイ問題の長期化も懸念されることから、金融機関に対して「中小企業向け支援」について要請したそうです。 資金繰り支援を継続 閣僚名で要請文、債務整理も促す: 日本経済新聞 (nikkei.com) 新型コロナに関しては3年目に入り、どちらかというとウィズコロナ=共存型の対応にシフトしつつありますが、ウクライナ問題による世界規模のロシア向け経済制裁は、日本国内に想像以上の影響を与える可能性があります。 物流機能の断絶により様々な原材料価格が高騰すると同時に、ロシア国内からの企業撤退も含め各種製品面の輸出にも影響が出ますし、金融面でもロシア向け債権のデフォルト危機、送金手段の断絶などなど、各方面に影響が出てきています。 このような環境下、中小企業経営はこれまで以上に厳しさを増すと思われます。コロナによる経済活動の停滞局面では、給付金という直接的な政策に加え「無担保・無利子」融資等の支援策により、ボディーブローのような影響を何とか堪えることはできましたが、体力を消耗している現在の状況下、ウクライナ=ロシアショックによるハードパンチに、果たして耐えることはできるのか、想像もつきません。 石油元売り会社への補助金を引き上げるなど政府により支援策は出されていますが、世界的物流の停滞やお金の動きの停滞による経済への影響が改善しない限り、国内経済が回復する可能性は極めて低く、これまでの政策の延長だけだは乗り切れないのではないでしょうか。 |
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